第13日目ピー市内観光
昨日の炎熱地獄タクシーの疲れも朝になると吹っ飛び、今日はピー最大の寺院にお参りにいきました。トンが親切に手ほどきをしてくれます。年齢と生まれた曜日を聞き取り、指をさしながらチョコチョコと計算し、貴方はこの方角でお祈りしてください。そばにある仏様には年の数だけ水をかけるように教えてくれました。本人は真剣そのものです。昨夜の写真を持ち帰りたいという話が進展し、私達のカメラの一台を提供することにしました。これならば、全部撮影し終わって現像して焼付けをすれば何枚も家に持ち帰ることが出来ます。日本で、もう一度焼き増しを頼めば私達も楽しむことが出来ます。急いでフィルムを空にして写真屋に持っていきました。仕上がりは午後4時半です。写真が出来上がる間散歩を兼ねて少しばかり買い物です。明日の朝トンは村に帰ることになっています。オバサマ達が何かプレゼントしようとしても、いつも遠慮ばかりしています。ミャンマー人の普段着なるロンジ-(腰巻)の店に入っても、高級品に手を出そうとしません。安っぽそうな構えをしている店に入り700チャット(140円)の品物を指差してご機嫌です。本当に飾り気のない性格です。でも、朝の洗顔後、鏡とにらめっこし熱心にミャンマーの粉白粉(タナカ)を塗りまくり、自分の姿に惚れ込んでいる時間を持っています。
昼食は「私達はインド料理の店にはいるけど、トンはどうするミャンマー料理かな?では昼飯代だよと」言って500チャット渡すと喜んで自分の好みの店に向かいました。しばらくすると、「190チャットで済んだよ」とお釣りを返してくれました。
先月一年ぶりに再会した時は、私が日本で特別に持参した200ドル相当の現地通貨を渡すのに一苦労しました。本人はなかなか受け取ろうとしません。知らない人からそんな大金を預かっても返すことが出来ないと心配しています。「最終的に私が10年後に貴方の家に行き居候するから、その時に返してもらえば良いのです。でも、このお金は酒やタバコに使ってはいけません」ということで了解を得ることが出来ました。本人は大事そうにロンジ-にしまい込んでそっくり家に持ち帰ったのが一月前です。そのお金で役牛とお守りと豚を買ったそうです。正直にどう使ったのか嬉しそうに報告してくれました。
さて、イラワジ川に沈む夕日を楽しみ最後の夕食もいつもの調子で日本語教室を兼ねた楽しいものとなりました。食後私と二人で喫茶店に入りました。会話力が不足ながらも身の上話に話題が集中です。話しに熱中して閉店の時間になりました。支払いを済ませて夜道を歩いている時に喫茶店の少年がお釣り(100チャット=20円)を渡そうと追っかけて着ました。そんなミャンマーの風土を嫌いになるわけがありません。いよいよ明日はトンとお別れです。
昼食は「私達はインド料理の店にはいるけど、トンはどうするミャンマー料理かな?では昼飯代だよと」言って500チャット渡すと喜んで自分の好みの店に向かいました。しばらくすると、「190チャットで済んだよ」とお釣りを返してくれました。
先月一年ぶりに再会した時は、私が日本で特別に持参した200ドル相当の現地通貨を渡すのに一苦労しました。本人はなかなか受け取ろうとしません。知らない人からそんな大金を預かっても返すことが出来ないと心配しています。「最終的に私が10年後に貴方の家に行き居候するから、その時に返してもらえば良いのです。でも、このお金は酒やタバコに使ってはいけません」ということで了解を得ることが出来ました。本人は大事そうにロンジ-にしまい込んでそっくり家に持ち帰ったのが一月前です。そのお金で役牛とお守りと豚を買ったそうです。正直にどう使ったのか嬉しそうに報告してくれました。
さて、イラワジ川に沈む夕日を楽しみ最後の夕食もいつもの調子で日本語教室を兼ねた楽しいものとなりました。食後私と二人で喫茶店に入りました。会話力が不足ながらも身の上話に話題が集中です。話しに熱中して閉店の時間になりました。支払いを済ませて夜道を歩いている時に喫茶店の少年がお釣り(100チャット=20円)を渡そうと追っかけて着ました。そんなミャンマーの風土を嫌いになるわけがありません。いよいよ明日はトンとお別れです。