第7日目 幻の滝
ここポーリン温泉は森の中にあります。朝のすがすがしさはまた格別なものがあります。部屋は二段ベッドが2組あり定員は4人でしたが、私たちの他に誰も客はいませんから貸し切りの状態です。昨夜はぐっすり眠ることが出来ました。さて、今日は付近の散策です。受付でもらった地図を頼りにジャングル放浪が始まります。少しばかり朝食を張り込んで元気をつけて出発です。
地図によると、?往復4時間程度で300メートルの雄大な滝へ行くことが出来る。但しこの滝に出かける人は事務所に出発と帰着の報告をしてくださいとありました。我々はこれに挑戦です。10時に出かけても2時過ぎにはことが出来ると信じたのが甘かったのです。はじめは快調な足取りでしたが、次第に足が重くなってきました。道も細くなってきました。それでも道標が適当な区間を置いて見出すことが出来ました。さて、ジャングルの中で三叉路に出くわしましたが、この道標がぐらぐらしていて、一体どちらの方向に進めば良いのか定かではありません。誰かが意地悪をして道標の向きを変えたような節もあります。多少不安が残りましたが、50%の確立で正解がでるのは当然です。10分ほど前進して踏み跡がなくなたり、道標が見当たらなければ間違いです。どちらに進んでも後悔はありません。幸いに判断は正しかったようで、数分するうちに道標を発見することが出来ました。しかし、行けども行けども滝らしいものは登場しません。川のせせらぎも聞こえなくなり、シーンと静まり返る熱帯雨林の散策です。道は益々険しくなり、勾配もきつく感じてきました。ここで引き返すとなると、今までの労苦が報われません。あとは前進するのみです。まるで、太平洋戦争に駆り出された兵士のような悲惨な気持ちで右足と左足を交互に動かすという作業を繰り返しました。
我々が滝に到着したのは延々3時間の歩行後でした。森の茂みの中から突如として現れた滝は印象深いものがあります。あまりにも大きすぎて全景をみることが出来ません。滝というものは直ぐ側で見るとそうかも知れません。しばし呆然とするばかりです。写真を撮るにも飛沫でカメラが濡れないように気を配らなければなりません。ああこんなに時間がかかるのならば、もう少し食料と飲み物を持参すればよかったのにと後悔しました。次回は食料持参が鉄則でしょう。この滝を訪問する人は多くはありません。今日は行き帰り誰にも会いませんでした。結局夕方4時過ぎに事務所に届けを出して無事帰還です。コメントブックにはとても良いところで印象的と書き残しました。予定が大幅に遅れて昼食は抜きとなりました。その分は夕食でカバーすることになりましょう。
せっかく回復しかけた足がまたまたダウンしたようです。本日は安静を保つべきなのに、無理をした結果回復が遅れてしまいました。筋肉の疲れは年齢を重ねると発症が遅れ回復も遅れると聞いています。昔は一晩休むと直ぐに回復したはずなのに?今日も沢山の花をみることが出来ました。この温泉の設備自体あちこちに花壇をつくり、しっかりと手入れをしています。そもそも、熱帯地域は気候温暖かつ高湿度ですから、ほっておいても草木は生長していくのが常です。それに比べると寒い場所では花壇の手入れが大変なものになって行きます。もしかして、人間もそうなのかもしれません。熱帯への憧れはそのような心理を見越しているようです。
地図によると、?往復4時間程度で300メートルの雄大な滝へ行くことが出来る。但しこの滝に出かける人は事務所に出発と帰着の報告をしてくださいとありました。我々はこれに挑戦です。10時に出かけても2時過ぎにはことが出来ると信じたのが甘かったのです。はじめは快調な足取りでしたが、次第に足が重くなってきました。道も細くなってきました。それでも道標が適当な区間を置いて見出すことが出来ました。さて、ジャングルの中で三叉路に出くわしましたが、この道標がぐらぐらしていて、一体どちらの方向に進めば良いのか定かではありません。誰かが意地悪をして道標の向きを変えたような節もあります。多少不安が残りましたが、50%の確立で正解がでるのは当然です。10分ほど前進して踏み跡がなくなたり、道標が見当たらなければ間違いです。どちらに進んでも後悔はありません。幸いに判断は正しかったようで、数分するうちに道標を発見することが出来ました。しかし、行けども行けども滝らしいものは登場しません。川のせせらぎも聞こえなくなり、シーンと静まり返る熱帯雨林の散策です。道は益々険しくなり、勾配もきつく感じてきました。ここで引き返すとなると、今までの労苦が報われません。あとは前進するのみです。まるで、太平洋戦争に駆り出された兵士のような悲惨な気持ちで右足と左足を交互に動かすという作業を繰り返しました。
我々が滝に到着したのは延々3時間の歩行後でした。森の茂みの中から突如として現れた滝は印象深いものがあります。あまりにも大きすぎて全景をみることが出来ません。滝というものは直ぐ側で見るとそうかも知れません。しばし呆然とするばかりです。写真を撮るにも飛沫でカメラが濡れないように気を配らなければなりません。ああこんなに時間がかかるのならば、もう少し食料と飲み物を持参すればよかったのにと後悔しました。次回は食料持参が鉄則でしょう。この滝を訪問する人は多くはありません。今日は行き帰り誰にも会いませんでした。結局夕方4時過ぎに事務所に届けを出して無事帰還です。コメントブックにはとても良いところで印象的と書き残しました。予定が大幅に遅れて昼食は抜きとなりました。その分は夕食でカバーすることになりましょう。
せっかく回復しかけた足がまたまたダウンしたようです。本日は安静を保つべきなのに、無理をした結果回復が遅れてしまいました。筋肉の疲れは年齢を重ねると発症が遅れ回復も遅れると聞いています。昔は一晩休むと直ぐに回復したはずなのに?今日も沢山の花をみることが出来ました。この温泉の設備自体あちこちに花壇をつくり、しっかりと手入れをしています。そもそも、熱帯地域は気候温暖かつ高湿度ですから、ほっておいても草木は生長していくのが常です。それに比べると寒い場所では花壇の手入れが大変なものになって行きます。もしかして、人間もそうなのかもしれません。熱帯への憧れはそのような心理を見越しているようです。